家族計画 著者 芦崎 笙

 

家族計画

家族計画

  • 作者:芦崎笙
  • 発売日: 2017/07/20
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
 

 

今回呼んだのは「家族計画」著者 芦崎笙 です。

 あらすじ

妻子をもつ大学教授は10歳近く年の離れた弁護士からから相談を持ち掛けられる。

「私の精子提供者になっていただけませんか?」これはかつて結婚生活を失敗した弁護士の願いであり、政治的な少子化対策のシンボル的役割を担わされることになる・・

 

感想

結婚したとしてもパートナーを縛ったり、自分の物のように扱うのは不可である。

それぞれに思いがあり、留まることはないことを感じた。

「夫はいらないが子供が欲しい」そんな女性はどれほどいるんだろう。結婚したとたん人が変わる場合があるらしい。そんな相手を選ばない方法はあるのだろか。

 

まほろ駅前 多田便利軒 著者 三浦しをん

今日、紹介する本は 著者三浦しをん 「まほろ駅前 多田便利軒」です。

この本は第135回直木賞受賞作品であり、2011年には映画化、2013年にはドラマ化もされています。

あらすじ

主人公多田啓介は便利屋を営業しており、ある日高校の同級生であった行天春彦と会う。特別仲のいい二人ではなかったが、行天が居候する形で二人で便利屋を営むとになる。二人はバツイチであり、暗い過去をそれぞれ背負っている。二人が過去をどう乗り越え、便利屋に頼まれる様々な案件を二人なりにどうこなすか。

 

感想

多田は真面目、行天は変人。これが読み始めた時の考えだったが、行天なりに正義があることに気が付き、自分の見え方の狭さを感じました。

 

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

 

 

初投稿

最近、読書にはまってます!

今日読んだのは、直木受賞作品の桜木紫乃ホテルローヤルです。

ラブホテル「ホテルローヤル」を中心とした物語が7章に分かれて、それぞれの登場人物の目線から描かれています。時系列はばらばらで、中にはホテルローヤルとの関連性を感じないものもありました。私にはまだ難しかったのかも・・

ホテルローヤルは終始繁盛しておらず、建設当時もたくさんの反対がありました。しかし、ホテルローヤルには人によって様々な思いがあるようで、廃業した後も撮影場所として利用する人もいた。

印象に残ったところ

7つの章に分かれているがどの章も一人の男と一人の女が中心に描かれていて、最後は切ない感じで終わっている。ちぐはぐであったり、思いが伝わらない、不安であったり、表紙の絵もですが、全体的に悲しさを感じる作品でした。

 

ホテルローヤル (集英社文庫)

ホテルローヤル (集英社文庫)